コロナウィルスの猛威に酷暑に長雨…と、今年の夏休みはなかなか外へ遊びに連れて行ってあげることができませんでした。せめて家の中での遊びや庭での遊びには精一杯付き合おう!と考え、家族3人で楽しめる遊びを探していた時に見つけたのがこの『11ぴきのねこ すごろく』です。絵本の『11ぴきのねこ ふくろのなか』が大好きで幼稚園の本棚から4週連続で借りてきた事もある娘なので絶対に喜ぶ!と思って購入してみました。思った通り娘の心をがっちり掴みました。
きょうもさいころ(すごろく)やろ~よ~
今回はそんな『11ぴきのねこ すごろく』を紹介してみたいと思います。小さいお子さんのすごろくデビューにおすすめですよ。
入っているもの
◎すごろくシート1枚(72.8cm×100.4cm)
◎サイコロ
◎コマ×11ぴき
◎ニャゴニャゴカード×16枚
すごろくシートはB1サイズでわりと大きめです。文字もマスも大きいので子供でも遊びやすいですよ。小さく折りたたんで外箱(約27cm×20cmで厚みが1cm弱)に収まるので、本棚に絵本と一緒に片づけておいても邪魔にはなりません。
すごろくのあそびかた
◎サイコロで出た目の数だけ進みます
◎止まったマスに書いてある指示に従います
◎「カード」のマスに止まったときは、ニャゴニャゴカードをひいてその指示に従います
◎一番先に「あがり」についた人が勝ちです(ピッタリの数でなくても、あがりです)
全66マスの中に21マスの指示マスと10マスのニャゴニャゴカードマスがあり、指示に従って前に進めたり、後ろに戻らされたり、スタートに飛ばされたり…と、なかなかゴールまでまっすぐ向かわせてもらえません!途中進み具合いに大きな差がついた時も、後半に「このマスに集まれ~」という指示のマスがあったりするので最後まで希望を捨てずに遊ぶことができますよ。
ウヒアハに捕まったり倒したり、コロッケ屋が繁盛したり、赤ちゃん恐竜ジャブを助けたり…と、絵本『11ぴきのねこ』シリーズの名場面が散りばめられているので子供と一緒に「あのシーンだね」なんて話をしながら楽しめます。もちろん絵本を読んだことが無くても楽しめます。
コマとサイコロは厚紙製
遊び方によってはすぐにボロボロになってしまうかも?と思ったので、わが家では家に余っていた11ぴきのねこの生地と、これまたたくさん余っていたくるみボタンキットを使って、オリジナルのコマを作ってみました。
娘はゴム槌でトントンしていますが本当は指で押し込むだけで簡単に作れるので、トントンする必要はありません。娘が仕上げた感を出すために最後にトントンしてもらっているだけです(笑)
くるみボタンのキットはこれを使っています。
とか言いながら、結局駒の動かしやすさ重視で家にあったすみっこぐらしのお人形を使っちゃってます(笑)サイコロは付属の物を使ったり、ハッピーセットのおまけでもらったジョージを使ったりしています。
付属のコマとサイコロで遊ぶもよし、お子さんの好きなフィギュアと市販のサイコロで遊ぶもよしです。
サイコロをふるのもアナログなすごろくの楽しみの1つだとは思いますが、子供が飛ばしたサイコロを拾いに行くのが地味に面倒くさいので欲を言えば人生ゲームのルーレットだけ単品で販売しててくれないかなぁ…と思っています。
さいごに
『11ぴきのねこ すごろく』はうちの娘にはバッチリはまり、本当に毎日「すごろくやろ~」と言って持ってきます。
1人に1台デジタルのゲーム機器を持っていたり、スマホやタブレットなどでも気軽にゲームが楽しめる時代ですが、あえてアナログなボードゲームを家族で囲んでワイワイ言いながら楽しむのも悪くないものですよ。私は娘がもう少し大きくなったら家族でアナログ版の人生ゲームをやりたいなぁ~と今から楽しみにしています。
最後までお読み下さりありがとうございました。