戸建てに引っ越しをして約1年。今年に入ってすでに2回 蜂の巣駆除を業者さんに依頼しました。家を持つというのはこんな費用が発生することもあるんだなぁ…と気付かされたお話です。
アシナガバチさんこんにちは
5月
寝室にしている1階和室の換気口から時折『ぶーん・ぶーん』という音がしている事に気づきました。(正確には、夫が気付きました。私は、表の通りを走る車の音だと思っていたんです 笑)夫が換気口の中を確認すると、そこに蜂の巣がありました。
私も夫も虫が得意ではなく蜂の生態にも詳しくないため、自分達で蜂の巣を駆除するという選択肢はありません。すぐにGoogle先生で『◯○市 蜂の巣 駆除業者』を検索し、専門業者さんに来ていただきました。
【蜂=刺されたら危ない=防護服を着てくる】…という私のイメージに反して、専門業者さんは半袖のポロシャツ姿で颯爽と現れ、ささっと蜂の巣を処理して下さいました。虫が大の苦手な私は『見ますか?』と言って差し出された蜂の巣と女王蜂を恐る恐る覗きこむのが精一杯で、写真を撮る余裕はありませんでした。
時期的にまだ女王蜂がひとりで巣を作り産卵、それが孵化する前(働き蜂さんたちがまだいない状態)…という事で、駆除処理はあっという間に終わりました。
作業代10,000円也
痛い出費ですが、自分たちで処理するのは怖いので仕方ありません。
業者さんに教わった、わが家で蜂の巣を作られやすそうな場所
・軒下
・縁の下、窓枠の下
・ベランダの柵の下
・換気口の中
・エアコンの室外機の中
・庭にとめてある自転車
・ポストの下
これらの場所を蜂の産卵シーズン前に確認して巣を作られそうなら早めに対処するといいですよとの事でした。
ふたたびアシナガバチさんこんにちは
もうすっかり蜂の事も忘れていた9月頭。家の1年点検に来られた業者さんが『あそこに蜂の巣ができてますね』と、2階の屋根に作られた蜂の巣を見付けてくれました。
なんてこった、またか!
家の裏側なので、まったく気が付いていませんでした。お隣さん、ごめんなさい。
肉眼では状況がよく分からず、スマホで撮った写真(上の写真)を拡大して見ても分からないので、夫の一眼レフ(300mmの望遠レンズ)で撮ってみることに。
この先、蜂の巣と蜂の写真を載せます。見たくない方はお気をつけください。
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どーん!
うわっ、今回は巣に蜂がめっちゃ群がってるやん!!!(気持ち悪い…。)
さっそく前回と同じ業者さんに電話をしたところ『今年の夏は本当に蜂の巣駆除の依頼が多くて、最短で3日後くらいになります…申し訳ありません…』との回答。『いつでもそちらの都合に合わせますので、最短でお願いします!!』と依頼をし、蜂の巣側の窓を開けないように数日を過ごしました。
その数日間、私と夫で『2階の屋根下の蜂の巣ってどうやって駆除するんだろう?長い梯子をかけて直接?屋根に登る?あの屋根って人乗れるん?足場組むのかなぁ?それやと費用めっちゃ高くなるんじゃない!?』と、大予想大会。電話では詳しい状況を聞かれませんでしたし、(方法は)その場で考えます!という事でした。相手は百戦錬磨のプロだから何とでもなるんだろう…と思いながらも、夫とふたりで無い知恵を絞りながら予想をしていました。
当日、業者さんはまた颯爽と半袖のポロシャツ姿で現れ、またまた私の予想に反して『屋根?上りません!ってか、上れません!』と言って、高所作業用の棒で地面から作業しますよと言われました。
それは予想外。そんな方法があったとは!
小さい子どもを部屋に一人にもできないし、蜂が襲ってきても怖いので作業を見に行くことはできませんでしたが、チラッと見た時は長い棒の先端に取り付けた殺虫スプレーを噴射していました。十数分後『作業完了しました~。巣ご覧になられますか?』と業者さん。今回は写真撮って夫にも見せてあげようかな…と、玄関先に巣を置いてもらってスマホでささっと撮らせてもらいました。
また蜂の巣の写真出ます!
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ほいっ!
手のひらサイズくらいの蜂の巣です。駆除した蜂さんたちも見せてくれましたが、それは気持ち悪いので撮影しませんでした。
作業代20,000円也
痛い出費ですがやむを得ません。繁忙期だし、高所作業だし…で、もっと高いかと思っていたのでホッとしました。
とは言え、今年だけで蜂の巣駆除に30,000円…。(正確には税込32,400円)痛い!痛すぎる!!ふたたびGoogle先生~!『蜂の巣駆除 家の保険 適用』【検索】→まぁ、適用されるはずないですよね…。
蜂の巣駆除は雑損控除の対象になる
その検索の際に、蜂の巣駆除は雑損控除の対照となり、確定申告をすることで控除を受けることができると知りました。
【雑損控除の対象】
・震災、風水害、冷害、雪害、落雷など自然現象の異変による災害
・火災、火薬類の爆発など人為による異常な災害
・害虫などの生物による異常な災害
・盗難
・横領
【控除金額】
(1) (差引損失額)-(総所得金額等)×10%
(2) (差引損失額のうち災害関連支出の金額)-5万円
今年のうちにまた蜂の巣駆除を依頼する事があればきっと合計金額が5万円を上回る事になると思うので、その時は確定申告をしてみようかと思います。領収書を失くさないように、家計費管理ファイルにバッチリファイリングしておきました。
蜂の巣を作られないために
何か対策できることはありますか?と聞いたところ『作られやすそうな場所にあらかじめ予防スプレーを撒いておくだけでも効果はありますよ。市販のもので大丈夫です。』とのことでした。来年はシーズン前に定期的にスプレーを撒くことを忘れずにやろうと思います。蜂に刺されて痛い思いをするのもイヤだし、蜂の巣駆除の痛い出費ももうイヤだーーー!!!
さいごまでお読みくださりありがとうございます。みなさまの家にも、私の家にも蜂の巣が作られませんように♪